アップルシードネタバレ

◇◇◇今日の前文◇◇◇

アップルシードストーリーネタバレレビュー


既に、TWONAの中では完全に実験作以上にはいかなかった作品として認識されているアップルシード劇場版のストーリーについて、ネタバレしつつレビューします。


最初はシーンごとに分けてみようと思ったけど、いくつか記憶が抜けている
ので止め。


□主人公の使い方について


 まず、主人公であるデュナンとブレアリオスの扱いが原作と結構違います。
冒頭のシーンにて、廃墟都市にデュナンがいるんですけど、原作と違って、
ブリアレオスは大戦中にデュナンと離れており、北アフリカ戦線とゆー劇場版用設定(でも、ハッキリ行って意味無い設定)にて、体をヘカトンケイレスの
ALLサイボーグ(ここは不明、しかし完全サイボーグっぽいこと言ってた)
になったという設定になっています。
冒頭のシーンは、デュナンとその仲間達がいる廃墟都市に原作でも出てきた
装輪戦車2台とすっげぇアヤシイサイボーグの舞台が攻めてきて、デュナンら
を殺そうとするシーンでした。
ここは、激しいアクションでしたので、今回のモーション技術の最高潮でし
た。
例によって、デュナンの仲間達は全滅、つーかアサルトライフルの弾丸弾く
装甲しているサイボーグなのに、ゴング(注:デュナンが持ってる特別な大
型のハンドガン、大口径で様々な弾丸の使用が可能)の弾丸しか効かないと
いうのは何故だ。
で、デュナンはピンチに陥っちゃったりするんですが、そこにヒトミとブリ
アレオスを載せたESAWATのティルトローターが搭乗、いとも簡単に
戦車2台とサイボーグ、そしてデュナンを料理しちゃいます(あ)。
多分、ESWATを印象付けるための演出なんだろうけど、ブリちゃんを最初
からデュナンから引き離す意味あったんだろうか。
結局、ブリアレオスは原作では頭の切れるいい人っぽかった7人のおじいちゃん達によって、デュナンを助けるのならばという条件などを飲まされて悪いほうに与しちゃってるようにされてます。
どーも、ここらへんは脚本家の趣味なんだろうなぁ・・・
原作好きの方としては、デュナンとブリアレオスのコンビの良さ、というのが
好きなので、ハッキリ言ってこの作品ではそんなのが最後の十分くらいで出る
だけです、そこまでがなっがいなっがい。

結局、題材は人間VSバイオロイドという構図を作ろうとして、バイオロイドは生殖機能無いから、人間の緩衝材になってるとか、だけど、おじいちゃん達とガイアとの会話で結局生殖機能をもたせようという話になる、んで、それに反発する人間の一部が暴走というか抵抗するといった構図。


その中で、キーとなるモノをデュナンが持っており、原作では道で人種差別主義者に射殺されてしまったはずのデュナンママが金髪碧眼キャラとして復活。
だけど、過去にデュナンの前に、バイオロイドの生殖機能関係の話で殺されてしまったりと、もういじりまくり。


結局、ブリちゃんが色々と告白してデュナン側に戻ってくるんだけど、なんか感動もなにも無かったなぁ・・・

というか、砂浜で瀕死のブリちゃんを救いに来た義経君がめちゃくちゃかっこよくて衝撃だった。


後半になると、デュナンの母親を殺し、ブリちゃんを操っていたのが分かったおじいちゃん達は、そのまま生命維持装置までもが止められ退場、代わりに現れたのは、やっぱり出てきた多脚砲台達。
ダイダロス頂上にあり、人間の生殖能力を奪うウイルスが入ったタンクをぶっこわされないように必死に守るESWAT、そして原作4巻とかでブリちゃんが着ているサイボーグ用装甲を着たブリちゃんとLMに乗ったデュナンが、その砲台の中心となる7号機に向かっていく・・・




一旦投稿




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