ちょっと気になった事で、マンションの強度設計の不正があったとして、連日メディアが
祭り状態ですが、気になる部分で、その伝え方が変になっているんじゃないかなと。
TBSやテレビ朝日にはヒューザーという企業の社長が出て連日たたかれていますが、この
事件に関しては、国土交通省、東京都、施工会社、監査会社という4者が少なくとも関わっています。
それなのに、ヒューザーだけをつるし上げにしているのはおかしいんじゃないかと。
確かに、ヒューザーの社長は、保身に走ってる面もあり、立ち回りがあまり優雅では無い
です、でも、きちんと働いた結果建てられた自分の家を豪邸として新聞やTVで晒されたり
する必要は無いと思います、ただの記者とかのねたみじゃん、かっこ悪い。
ちなみに、TBSのお昼の番組の恵さんはこの頃、自分が正義をしているんだぞ、みたいな
臭いがしてきて、以前好きだったホンジャマカの恵さんじゃなくなってますね。
ああいった建物は一般消費者からすればきちんとした監査を経てできているものだなと、
今まで思ってきていてこの事件でかなり見方が変わったと思います。
だけど、攻めやすい役割になってしまったヒューザーだけではなく、きちんと国土交通省
東京都、さらには該当の建物がある自治体への取材をする事が必要じゃないかと。
ヒューザーの社長がTVに出て視聴率が稼げているのは、つるし上げを見てサディスティック
に楽しんでいる祭りの心理状態の人が多いんじゃないかと思ったりします。
まぁ、ヒューザーの対応もかなーり悪いですけどね。
ですから、ヒューザーだけではなく、木村建設、シノケン、自治体、国土交通省へのきちん
とした突っ込み取材をしないと、結局のところただの祭りでしか無いような気がします。
消費者が、マンションなどを買うときの一つのチェック部分への警鐘を鳴らした、それだけ
は評価はできるかもしれませんが。