難解なコンセプトを生み出す場合の心構え


[雑記]

受け入れにくいコンセプトを持った作品をわかってもらうには、相応な完成度が必要な気がします。
そういったコンセプトを持つ作品には、様々な属性やジャンルがあるわけですが、それに関しての厳密な定義づけをやると、一本論文が書けるので、ある程度割愛して、その先のコンセプトやテーマについて気になった事があったのでつらつらと書いてみます。
ここで取り上げるのは、テーマやコンセプトに突飛、過激、反則技を含む作品での、そのコンセプトをユーザーにわかってもらうための完成度の必要性についてです。


作者(製作サイド)とユーザーとの間に存在する信頼感″


ここでは、自分の得意分野のゲームを取り上げてみます。
ユーザーはなんらかの縁があり、それを介してその作品を買い、プレイする、その中でストーリを楽しんだりすることでカタルシスを感じるのが一般的であると思います。
それが大きければ大きい程、ユーザーは満足し、同じようなカタルシスを感じられると信じて次の作品を買うと言う繰り返しをしていると言えるでしょう。
そこには、ユーザーに製作者側が自分を楽しませてくれると言う、信頼感が発生していると思います。
勧善懲悪を売りにしているなら最後に悪を倒す、恋愛シミュレーションなら、キャラクター紹介で紹介されている狙ったキャラクターを落とせる等々。


製作者側が、その作品を世に出す(売る)時にウリとするコンセプトが提示され、その結果、ユーザーがそのゲームに興味を持ち、そのコンセプトを消化できると言う期待でそのタイトルを買うのが普通の状況だと思います。



信頼感の崩壊


それをできなかった場合のユーザーの反応は、甚だマイナス方向へ向います。

近い例だと、痛いニュース経由で知った某エロゲーでは、公式サイトで公表されていたキャラクターの過半数が攻略出来ないと言う事で、購入者の怒りの声が聞かれたそうです。
(ただ、一つのポイントとして、公式ページでは?全キャラクター攻略可″と書いてないので、それはユーザーの思い込みであると逃げられますが。信頼感を犠牲にして)


また、他のタイトルでも完成度の低さから前述のタイトルと同じ事になっています。
コンシューマーゲームで言えば、ラジアータストーリーズとか、グランディア3とかグランディア3とかグランディア3とか…


このように、ユーザーが?裏切られた″と思った瞬間、ユーザーが事前に抱いて居たプラスイメージは霧散し、それが倍加した怒りに転嫁しやすい状況となります。
ネットが広まった今、以前と比べてそういった意見が目に触れやすくなった(質や事実関係に疑念が残るとしても)ので、ユーザーはそのマイナス体験を共有しやすくなっています。


完成度の重要性


冒頭に述べた難しいコンセプトを持つ作品は、ゲームクリア後にユーザーがそれを納得し、カタルシスを覚えるには、相当な完成度が必要です。


自分の例を挙げますと、自分は修論において、オンラインゲームに関しての題材を扱いました。
しかし、ほとんどの教授がその事を詳しく知らない状況でした。
教授からすると、オンラインゲームと言う?突飛″なテーマを扱う事で、教授達が別なデザインについての論文を書くと期待していた、その期待を?裏切った″わけです。
当然の事ながら、教授達にとって受け入れにくい題材で、修論の執筆までに相当の準備をし、提出を行ったわけです。


その結果、認められたのは完成度をできる限り上昇させた以外ありません。
とは言え、一旦は評価保留になり、再提出までの一か月間は凄まじいものでしたが…。


このように、特殊なコンセプトで生み出した作品を世に出す場合、生半可な完成度では、ほぼ確実にユーザーに伝わりません、それどころか「プレイした金と時間を返せ」と言われかねません。まぁ返金するワケないですが。
また、どんなコンセプトを持っていたとしても、それが伝わらず、ユーザーを不快にした時点で、その作品の価値はゼロです。
例えば、コンセプトにユーザーを不快にするキーワード(騙す、裏切る、鬱にさせる等々)が入っているものがあるとして(鬱ゲーと呼ばれる物等)、それはただ鬱にするのでは価値が無く、変な言い方ですが、どれだけユーザーがカタルシスを感じる鬱や裏切りを提供できるかが、その作品の価値を決めるでしょう。

例えば
うああ鬱だったあ(爽)

うああ鬱だったあ(鬱)
では、全く性質が違います。
まぁ、鬱とは違いますが、スタジオジブリの「火垂るの墓」は、すごく切ないけど(自分はしばらく鬱な気分でした)何か残った切なさだったと言えば伝わるでしょうか。


自分は鬱ゲーは大嫌いなのでやりませんが。いきなり渡されてやってと言われたゲームがそれだったら暫く、不快なフラッシュバックを感じる日々を過ごします。


閑話休題


結局のところ、難解なコンセプトを理解させるには相当な完成度を持たさなくては、ただの製作者側の自己満足に終わってしまいます、いくら凄いコンセプトで凄い作品だと言い張っても、ユーザーはそう思わないでしょう。


この頃、ゲーム業界(コンシューマー、PC、同人)を見て、たまにそういう作品が売られ、また制作者が全く悪びれてないで?自分の作品は最高だ、それが分らないのはおかしい″風や”萌えさせればいいんだろ?儲かればOK”みたいになっちゃっているモノがあるので、自分も自作で色々と作っているので自戒を込めてまとめてみました。


とはいえ、自分のやりたいコンセプトを発信するのって楽しいから、誘惑に負けちゃう事もあるんですよねー(ノ∀`)アチャー
お金とらなければ、それでいいんですけど、お金取った挙句そうならないように注意せねば…がんばれ自分(`・ω・´) シャキーン


追記


※早い話、未完成品を外に出すなってことです。未完成に見えなければOKともいえますが。
※つーか、追記する時点でオマエの完成度は?って言われますね。


更に追記


お風呂で半身浴をやってたらムカデが出現


命名:ムカデロン
体長:20センチ弱


泡が出るお風呂マジックリンと、手桶アタックで沈めました。


 [本日のクローン病の症状傾向] 
下方・S状結腸に痛みと違和感。びみょーに違和感が強くなったかなぁ・・・

Today's Health state

体温(body temperature):36.5


腹痛(stomachache)


:ちくちくとしたちょっとした痛み:少々回


:じわじわっと長く続く痛み(激痛じゃない):0回


:じくじくと刺すような痛み:0回


:うめき声が出る痛み:0回


:痛い特定部位を中心に押し付けられるような傷み:0回


:激痛とともに腸が痙攣してるような痛み:0回


:てゆーか、世界全てを恨んでも仕方ない痛み:0回


:俺死ぬかもっていう感じの痛み:0回

          


食事(meal)

朝(morning):

昼(noon):

夜(night):

■食事の雑感


NG食回避の方向性は維持中です。
使用中の治療方法


使用中の治療法

・毎日

    • 15分〜20分の半身浴(お湯の温度40度付近)
    • 治療所で買っている核酸の粉を摂取
    • 自分で気になるところの足裏刺激
    • 変にストレスを溜めない
    • 食事療法

・毎週

    • 日曜日に民間療法の治療所に行く(一回5000円)

・基本的なコスト

    • 一ヶ月34000円

基本は、体を暖めることを主眼とした治療です。
体を温めて、治癒力の活性化を促す方法を取っています。
ご参考になりましたらどうぞ、またコメント欄でご質問等ありましたら、できる範囲でお答えします。